坂倉善右衛門(萩焼)

山口県萩市 萩焼窯元坂倉 善右衛門





坂倉善右衛門窯10代目。坂倉善右衛門窯は江戸時代から当代の祖父の時代まで続き、その後一度は窯を廃業したものの、2000年に独自に研鑽を積んだ当代が再び窯に火を灯した。

当代はかつて御用窯として栄えた長門三之瀬で育ち、美濃地方での修行をはじめ、陶磁に限らず様々な造形技術を修学。

仄かな色彩を用いた優しい作風は他に例をみない前衛的な特徴を持つが、歴史深い地で江戸時代からの技術を継承する気品の高さも感じさせる。

「一度は途絶えた歴史を自分の手で蘇らせたく開窯をしました。 土の味わいと秞薬が溶け合う萩焼の美、そして窯変の新鮮な驚きとその奥深さを作陶を通じて伝えていけたらと思います。 普段作陶に関しては色の鮮やかさを上手に演出できるように心がけています」と語る、善右衛門さん。